インフラエンジニアについて
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女性エンジニアのIT実務未経験から 「SESへの転職」は努力不足ではない!!

みるみる
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先日、ツイッターで、女性エンジニアの発言がバズっていました。内容としては、

プログラミングスクールを卒業したけど、「努力不足でSESになった」…。

 

  • SESとは、「働いた時間だけお金がもらえる契約」のこと
  • イメージとしては、時給で働くアルバイトのような契約

 

この記事では、以下2点の疑問を説明します。

  • エンジニアとして努力不足=勉強時間はどの程度必要か?
  • そもそもSESとはどのような内容か?

 

因みにみるみるの考察としては、

  • SES(働いた時間だけお金がもらえる契約)になったからといって、努力不足ではない。
  • しかしSESで従事している人が勉強熱心ではない環境の可能性がある

となります。

 

エンジニアの勉強時間とSESについて詳しく紹介します。

エンジニアの勉強時間について

引用:「Copyright IT人材白書(2020) IPA」

 

IT人材白書2020年によると、業務以外の週平均勉強時間は先端IT非従事者(AI等以外の業務)は、「ほとんど勉強しない」が約半数で、先端IT従事者(AI等の業務従事者)が週1-2時間未満という結果となった。

 

先端IT技術者、つまりは、最新の技術を実施する必要がある人材は業務以外でも自身のスキルアップを実施している人は多いが、先端IT従事者に至っては約半数がほとんど勉強しないという現実である。

※先端IT技術者は、AIやビックデータ・IOT等の最新の技術が必要な仕事に従事している対象となります。

 

先端IT非従事者 ほとんど勉強しない:48.8%
先端IT従事者 週1-2時間未満:18.2%

 

実際に、最新分野の仕事は、自社で実施することが多いと思われます。そのため、SESという契約形態で依頼する件数としては少ない傾向にある可能性が高いです。

 

エンジニア雇用形態は3種類ある

エンジニアの雇用形態は3種類あります。それぞれ説明します。準委任契約と派遣契約は類似しておりますが、違いとしては発注企業側は直接指示できるか否かとなります。

 

契約形態 説明 発注企業の指揮命令
準委任契約(SES) 労働者が働いた時間だけ報酬が発生。 なし
請負契約 受注企業が依頼された成果物(仕事)の完成責任がある。 なし
派遣契約 労働者が働いた時間だけ報酬が発生。 あり

 

準委任契約(SES)

仕事の完成責任がなく、働いた時間分の報酬が得られる契約形態である。主に、客先常駐で仕事をすることが多い。発注企業で働くが、受注企業からの指揮命令を受ける。

 

SES契約では、準委任契約での契約となることがほとんどである。

 

時間契約であるが、善管注意義務というものがあり、あまりにも職務怠慢な場合は民法で罰せられることがあります。

業務を委任された人の職業や専門家としての能力、社会的地位などから考えて通常期待される注意義務のこと。注意義務を怠り、履行遅滞・不完全履行・履行不能などに至る場合は民法上過失があると見なされ、状況に応じて損害賠償や契約解除などが可能となる。

引用:コトバンク 善管注意義務

請負契約

発注企業は受注企業に対して、仕事の完成責任を負う契約となります。発注企業は労働者への指揮命令を実施することは出来ない。また請負契約においては、「瑕疵担保責任」という完成物にバグがある場合に責任を負う必要があるという法律が存在する。

瑕疵担保責任とは売買などの有償契約で、その目的物に通常の注意では発見できない欠陥がある場合に、売り主などが負うべき賠償責任。

引用:コトバンク 瑕疵担保責任

 

派遣契約

最後に派遣契約です。準委任と混同する人も多いですが、大きな違いとしては、発注企業が指揮命令を行える点となります。

SESもエンジニアの働き方の一つ。今後の方向性に迷ったらとるべき行動

もしもあなたがSESで働いており、今後の将来に不安になったら、以下のステップで今後の方向性を見直す必要があります。

  1. 現状を把握する
  2. 何を目指したいか考える
  3. 他人に相談する

それぞれ詳しく解説していきます。

現状を把握する

まずは現状の不満・やってきたことを整理しましょう。あなたが今まで、業務の棚卸をしていなかった場合は時間がかかるかもしれませんので、落ち着いて考えられる場所に移動してから、スマホの電源をOFFにしてノートやパソコンに書くことがおすすめします。

 

感情のままに殴り書くと、色々な感情や自分がやってきた経験も棚卸が出来ます。

何かを変えてみる

現状を確認した上で、今の会社ややっていることを問題なければ、そのままの会社で働くもよしです。しかし今の会社や働き方を変えたい場合は、何かを変える必要があります。

有名なコンサルタントの大前研一氏が現状を変える方法として3つをあげております。

  1. 時間配分を変える
  2. 住む場所を変える
  3. 付き合う人を変える

 

引用:PRESIDENT Online 大前流「自分を変革する」3つの方法

他人に相談する

「仕事のことを相談したいけど、周りに親身になって答えてくれる人がいない」

そんな悩みはありませんでしょうか?

 

それに知り合いに相談したとしても、あなたが望む答えが返ってくるかはわかりません。そんな場合は、転職エージェントに相談してみるのは如何でしょうか?転職エージェントでは、プロが相談に乗ってくれるので、あなたの悩みの解決に役立つでしょう。

※転職エージェントに相談したらからといって、絶対に転職しないといけないわけではありませんので、相談だけでも乗ってみることをおススメします。

 

私が実際に相談した転職エージェントは以下となります。

【未経験からインフラエンジニアへ】おすすめの転職エージェント3選 そのようなことはありませんか? インフラエンジニアに転職するなら、転職エージェントがおすすめです。 転職サイトと転職エージェント...

 

【まとめ】【IT転職】業務未経験から SESは努力不足ではない!!

  • SES(働いた時間だけお金がもらえる契約)になったからといって、努力不足ではない。
  • しかしSESで従事している人が勉強熱心ではない環境の可能性がある

SESは契約の一つとなり、SES=努力不足というわけではありません。現在はコロナで企業自体も、採用を考え直しているところではあります。

 

もしも現状で満足していないのであれば、何かを変える必要があります。それが、スキルアップや色々な挑戦をしていくかもしれません。

 

まずはあなた自身は今後、どのような人生を歩みたいかを考えて行動に移していきましょう。

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