「あなたは今、自信がなくなってませんか?」
もしかするとこんなことを考えていませんか?
・毎日びくびくして、不安な日々を送っている。
・本当に私の行動はあっているかといつも、おどおどしてしまう。
あなたが持っている悩みの原因は自信がないことをです。
自信をつけるためには、「小さな成功体験を積み重ねる」、「達成可能な目標を設定」、「継続した行動」が必要となります。

しかし「継続的な行動」を行うには、前提条件として、自分自身が安心出来る環境が必要です。
心理学では、「安全基地」と呼ばれております。
この記事では「安全基地」を作る方法を紹介します。
安全基地(あんぜんきち、英: Secure Base)とは、アメリカ合衆国の心理学者であるメアリー・エインスワースが1982年に提唱した人間の愛着行動に関する概念である。子供は親との信頼関係によって育まれる『心の安全基地』の存在によって外の世界を探索でき、戻ってきたときには喜んで迎えられると確信することで帰還することができる。現代においては子供に限らず成人においてもこの概念は適用されると考えられている
Contents
なぜ安全基地があると自信がつくのか?
あなたの自信をつけるには、
以下のステップが必要となります。
- 達成可能な目標を設定する
- 継続的に行動する
- 小さな成功体験を重ねる
- 「自分ってできる!!」
という行動をひたすら繰り返します。
一番ネックになるのは、「2.継続的に行動する」です。
計画しても行動しない人がいると思います。
その原因としては、行動するということは、自分に対する変化が発生します。
基本的に、脳はいい習慣でも悪い習慣でも新しいことをすることを嫌がります
そのため、「挑戦」した後に、あなたが帰ってこられる安心空間すなわち、「安全基地」が必要となります。
エインスワースで実施された子供観察実験について
子供に対して以下の実験を行っています。
結果としては、子供は安心できる場所(ここでは母親)が一緒にいなくても、
安心できる場所があるということで、「挑戦」が出来るという結果があります。
エインスワースによっておこなわれた、愛着理論に基づく「ストレンジシチュエーション法」というものがあります。
ストレンジシチュエーション法とは、子どもと母親の愛着の度合いや、乳児の発達を明らかにするための実験観察法です。
・見知らぬ場所の部屋で母親と一緒にいる子どもがどのような行動をとるかを観察し、記録します。
・次に、母親がその場所から退出し、見知らぬ人がやってきたときに子どもがどのような行動をとるか。
・最後に、見知らぬ人がその場から退出し、再び母親が戻ってきたときに子どもがどのような行動をとるか。その結果、見知らぬ場所でも、子どもは母親がいれば安心して遊び、母親が退出して見知らぬ人が入ってきたときには不安を示しますが、母親が戻ってくるとすぐにまた安心して再び積極的に遊びだします。
自信を生み出すぎには、安全基地が必要。
私は以前に「適応障害」という精神疾患を患い会社を休職しておりました。
会社に以降としても、「なぜ会社に行かないといけないの?」「こんな思いをするのであれば、いっそのこと楽になったほうがいいのでは!?」
そのように考えたこともあります。
しかし私には、妻と友達がいました。
大人の安全基地(妻)
私の妻は自分も会社での人間関係に悩んでおりました。
また仕事も忙しく、帰宅が23時を回ることも多々ありました。
そんな中でも自分を励ましてくれたり、気遣ってくれたりしました。
私は家にいることがほとんどだったので、弁当や晩御飯を作ったり、掃除・洗濯をしておりました。
・仕事でつらいときは、回復するまで休んでいいだよ。頑張りすぎなくていいよ。
ということを言ってくれました。
私がつらいときに、貶したり、蔑んだりすることはなかったです。
むしろ私を認めてくれ、励ましてくれました。
大人の安全基地(友達)
困った時に本当に駆けつけたり、話を聞いてくれる友達こそ本当の友達だと思います。
口だけでは、「あなたがつらい時は相談に乗るよ。」と言っていても、いざ相談の時になると、
・今日は忙しいから、無理だわ。来週の土曜日だったら空いてるよ。
・自分には、そんな思い相談乗れないわ・・・
ということを言ってくる人はおりませんでしょうか?
自分の話を聞き相談に乗ってくれた友達は、鬱になった経験があり、精神的にきつくなって会社をやめてしまいました。
仕事が合わない。精神的にしんどくなりすぎて、薬を飲まないと夜寝れない。
そんな状態があったと聞きました。
しかし今は、体調を戻し、フリーランスとして、自分の力でお金を稼いでおります。
・まあ最悪会社辞めたらいいやん。
もらった言葉も大事ですが、私の話を聞いてくれたそして認めてくれているという安心感が心を満足させてくれました。
自信をつけるための安全基地なんて本当に作れるの?
「安全基地が必要なことは分かったけど、安全基地なんて簡単には作れないよ。」
あなたには自分自身ことを包み隠さずに、何でも話せる人はおりますか?
それはだれでも構いません。
- 父、母、祖父、妻、子供
- 会社の上司、先輩、後輩
- 彼女、彼氏
- 大学時代の後輩、先輩
- 社会人サークルの友達
もしもあなたが、自分自身ことを包み隠さず、話せる人がいない場合はあなたの努力が足りないです。
その努力とは自分自身のことを相手に話す行動が不足しております。
いきなり自分の内面を話すのは恥ずかしいという場合は、少しづつでいいので、話していってはどうでしょうか?
別に好きな音楽や趣味・はまっていることでも問題ないと思います。
まずは少しづつあなたのことを知ってもらい、信頼関係を気づくところから始めましょう。
(まとめ)自信を生み出す技術。それは安全基地を作ること
自信を生み出すには、以下のステップが必要です。
・達成可能な目標を設定する
・継続的に行動する
・小さな成功体験を積み重ねる
前提としては、継続的に行動が絶対不可欠となります。
しかし目標のための行動するには、変化し、挑戦する必要があります。
挑戦するには、挑戦した後に帰ってくる安全基地がいります。
安全基地を手に入れるためには、他人に何でも話せて、信頼できる関係を作っていきましょう。