【現役ITエンジニアが解説】インフラエンジニア未経験者のための会社選び!!
はじめまして。
インフラエンジニア歴11年のみるみる(@milumuru)と言います。
インフラエンジニア未経験者の方が、IT系企業に転職を考えたときに、「どんな会社にしたらいいのか?」と、会社選びに迷ったりはしませんでしょうか?
私自身の実際経験とIT業界に11年以上いる知識を元に、未経験からインフラエンジニアへ転職する際の会社選びについて、解説します。
- インフラエンジニア未経験で、会社選びに迷っている
- SIerやSESといった会社があるが、どこがいいのか分からない
- SIer:顧客にITサービスを提供する
- SES:客先へ常駐し、技術力を提供する
Contents
インフラエンジニア未経験者なら、顧客にITサービスを提供するSIerがおすすめ
あなたがインフラエンジニア未経験者なら、SIerの会社をおススメします。
SIerでは、システムの提案・設計・構築・保守運用と一連の流れに携わることができるため、一貫した流れを身に付けることができます。
SIerのメリット
- 年収が高め
- 仕事をしながら、学べる
- 社内制度を活用できる
またGoogleやYahooといった自社開発企業が有名ですが、
実務経験とスキルを要望されるので、まずは受託業務で実務経験とスキルを身に付けることをおススメします。
SIerがおすすめな理由①:年収が高め
インフラエンジニアの年収については詳しく記事を書いているので、こちらを記事をみてください。
30代の平均年収は約575万円となり、専門性の高いスキルを身に付ければ、更なる年収アップも望めます。
SIerがおすすめな理由②:仕事をしながら学べる
SIerは、設計や構築といった段階毎に仕事を区切られております。
そのため、段階的にスキルや仕事のやり方を学び、教えていただくことができます。
SIerがおすすめな理由③:社内の制度を活用できる
エンジニアであれば、技術を学ぶことが重要となります。
実際の案件で、使用するスキルだけでは技術的な成長、実案件でスキルアップできるのはもちろんのこと、
インフラエンジニアとは
- 「インフラ+エンジニア=インフラエンジニア」
- インフラエンジニアは、ITの土台を作る技術者
インフラとは、「インフラストラクチャー」の略となり、
インフラとは、産業や生活の基盤となる社会資本。道路・鉄道・港湾・ダムや学校・病院・公園などの施設を言う。
「エンジニア」=技術者のことです。すなわちIT基盤の技術者という意味となります。
インフラエンジニアの種類
インフラエンジニアの仕事の種類としては、大きく分けると3種類あります。
- サーバエンジニア…家族でいえば、大黒柱的な存在
- ネットワークエンジニア…鉄道でいう電車と線路的な存在
- データベースエンジニア…家のお金はいくらあるか数える存在
インフラエンジニアの仕事内容
インフラエンジニアの仕事を分かりやすく動画で紹介しております。
インフラエンジニアの仕事の内容は、設計・構築・保守運用となります。
- 設計…家の設計をして、設計図面を作成する
- 構築…設計図をもとに、家を建てる
- 保守運用…家の外壁にペンキを塗ったり、メンテナンスをする仕事
インフラエンジニアの仕事内容をもっと詳しく知りたい場合は、以下の記事を見てください。
インフラエンジニアの会社選び:会社の種類
インフラエンジニアへ転職する際には以下の4種類があります。
難
- 自社開発
- 一般企業のIT部門
- 顧客にITサービスを提供する会社(SI)
- 客先常駐(SES)
易
自社開発 | YahooやGoogleといった自社でサービスを開発している企業。全体的なスキルレベルが高いので、未経験から転職するのは難しい。 |
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一般企業のIT部門 | 俗に社内SEとも言われております。一般企業のIT専門の部隊で、自社のシステム導入に携わる。求人自体が少ないため、狭き門。 |
SI | 他の企業へITシステムを導入する会社。上流工程から下流工程まで一貫して実施している。自社開発・一般企業のIT部門よりは転職しやすい。 |
SES | 他の会社への技術提供をする会社。主に客先へ常駐したりする。IT業界の人材不足もあり、求人は多数あり。 |
未経験者がインフラエンジニアで入社する会社選びの基準について
未経験からインフラエンジニアへなることは可能です。
そして入社する会社の選びで、私自身が参考にしている基準をまとめましたので、紹介します。
継続的にスキルアップの機会を受けられる
エンジニアは常にスキルアップをし続ける必要があります。そのため、案件だけではなく、自身のスキルアップしたいと思った内容については、研修等の制度が充実している企業の方がいいです。
部署異動の自由がある
あなたが転職した会社で、実際の業務が自分に合わないと感じたが、今の会社は待遇が良いと感じているならば、転職ではなく、部署異動をお勧めします。
アプリケーションではなく、インフラ基盤回りのサーバ構築やクラウド構築をしたいと言ったことがあるとします。
そんな時に、部署異動の自由がないと、その部署から離れることが出来ずに、転職をするしかなくなります。
転職をする前に、一度、今の会社でやれることがないかを考えた上で、転職をする方がいいです。他の仕事をしたくなった場合は、転職活動をするのは、おススメです。
私自身が、メンタルが病んで、休職したという経験があります。
元の職場へ戻るのが、しんどいなっと思っておりましたが、部署異動の制度があったので復帰後は、違う部署で働いておりました。
そういった制度がない会社では転職という選択しかなかったでしょうか。
選択肢が多い会社へ入ることは重要です。
自社でサービス開発もしている
SIerの会社も自社でサービスを開発している会社もあります。そのような会社を選択しましょう。
SIerはクライアントと仕事をするために、締め切りがあったり、仕様の変更を要望されることがあります。
SIerが辛いと言われるのは、納期短縮により、残業が必要となったり、顧客の無理な変更要望があったりします。
そうならないためには、自社で開発しているサービスに携われることが大事です。
自社で開発しているサービスであれば、納期は自分自身がコントロールしているので、無理な要望等を受けることが少ないです。
人事評価制度を設定されており、昇給等の基準が明確
「がんばったのに、給料が上がらない!!」
「どうやったら、昇進するのか分からない!!」
といったことがあると、日々の仕事のモチベーションが上がらずに、仕事へのやる気がなくなってしまうことがあります。
明確な人事評価制度が設定されており、上司から気に入られた人だけが昇進するのではなく、ある程度の指標を会社で持っているところを選択する必要があります。
とはいえ、あなたの経歴や求人の状況によって、変わります。
インフラエンジニアになるには、転職エージェントに相談することがオススメです。
私も相談したエージェントを紹介します。
未経験者からスキルを付けて、インフラエンジニアの会社に転職したい人へ
スキルを身に付けずに、転職するという方法以外にも、スクールで実際に業務で使用するスキルを学んで、スクールで紹介してもらった会社に転職するという方法もあります。
インフラエンジニアに転職する際に必要となるのは、スキルや資格となります。
資格は最低限の知識の証明にはなるものの、実際の業務で使用するスキルとは別物であったりします。
例ですが、車の運転知識を知っていても、アクセスはどれくらい踏めば、速度が出るといった運転スキルは実際に運転してみないとわかりません。
それはインフラエンジニアのスキルも一緒です。
そのため、スキルを身に付けてから、転職したいという方には、スクールで学ぶことをおススメします。おすすめのスクールは以下にて紹介しております。
【まとめ】インフラエンジニアの会社選び
インフラエンジニア未経験からの会社は、顧客にITサービスを提供するSIerがおすすめです。
会社選びでは、以下の4つの会社の種類があり、それぞれ難易度が異なります。
難
- 自社開発
- 一般企業のIT部門
- 顧客にITサービスを提供する会社(SI)
- 客先常駐(SES)
易
また会社自体を選ぶ基準としては、以下を参考にしていただければ、幸いです。
- 部署異動の自由がある
- 自社でサービス開発もしている
- 人事評価制度を設定されており、昇給等の基準が明確
少しでも転職したいなと思った場合は、転職エージェントへの登録をおススメします。
登録だけしておけば、あなたにあった求人を紹介してくれますし、仕事が忙しくなってしまうと、活動自体もできなくなってしまいます。
未経験からインフラエンジニアへのなり方を一から確認したいという方は、以下についても確認いただけると幸いです。