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【ストレスの根本原因】はあなたの思考の癖にある。まずは思考の癖を知ることから始める。

みるみる
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  • いつも失敗ばかりして、悶々と悩んでしまう。
  • 自分が悪いと考えてしまう。

とはいえ、

  • 思考の癖を知ったからと言って、ストレスが原因とは思えない。
  • ぱーっとお酒を飲んだり、運動したり、人に愚痴る方がストレス解消になるのではないか?

という方も多いと思います。
しかし一時のストレス解消をしたからと言って、根本原因を解消しないと同じ問題にはまってしまいます。
そうならないためには、ストレス根本原因の一つである思考の癖を改善する必要があります。

具体的には、以下となります。

  • 思考の癖を知る
  • あなた自身の癖を観察する
  • あなた自身の癖を修正する

思考の癖を見つける。自動思考を把握する。

まずはあなたの思考の癖を見つけましょう。

因みに自動思考というのは、自分に何かが起きたときに最初に湧き上がる気分やイメージとなります。
ネガティブやポジティブや我関せずに何も感じないといった様々な反応があります。

さっそく質問ですが、あなたが会社で上司に理不尽に怒られた時にはどのような反応をしますか?

Aさん
Aさん

いつも自分は怒られてしまう。全然ダメだ・・・
Bさん
Bさん

次は失敗しないように、事前に計画を練っておこう。

どうでしょうか?
思考にも癖があり、何かいいことでも嫌なことがあったとしても、色々な反応をすると思います。
その反応により、ネガティブな反応でさらに自分自身を責めてしまうと
メンタルに悪影響を及ぼします。

思考の癖の代表例

思考の癖は様々あります。
自分が傷つけてしまう思考の癖を紹介させて頂きます。
もしもあなたが紹介する思考の癖がある場合は、思考の癖を知り、少しずつ改善していく必要があります。

思考の癖①個別化(なんでも自分のせいだと考える)

  • 仕事でミスをして、「自分のせいだ。私が悪い…」
  • 何かあるたびに「私のせいだ」と考える

 

なんでも自分が悪いと考えるのは、個別化という思考の癖です。

あなたは仕事ではミスが起こらずに、行動できればいいかと思っているはずです。
しかし行動していれば、人間小さな失敗から大きな失敗までしてしまいます。

あなたが失敗した際に自分のせいにして、自分を責めてしまう場合は責める前に一度思考に目を向けてください。
もしかすると自分自身が悪いという風な思考の癖がついてしまっているかもしれません。

思考の癖②外部化(他人や環境のせいにする)

  • もっといい人間関係で仕事が出来れば…
  • 私が昇進しないのは、上司が悪い
  • 部下がもっときちんと仕事をしてくれれば…

仕事の失敗を他人や環境のせいにしておりませんか?もしも他人や環境のせいにしている場合は、外部化という思考の癖があります。

ついつい人のせいにしてしまいがちな人も注意をしましょう。
他人・環境を変えるのは難しいです。そのため、今限りあるリソースで何ができるのか?
精一杯頑張って、それでも無理であれば、別の人に相談したり、環境を変えるというのも一つの手です。

何より、自分以外のほかに責任をなすりつける思考の癖がある場合は、その点を観察しましょう。

思考の癖③読心(他人の考えを勝手に推測)

  • 私は上司に嫌われてしまっていると思う。
  • 部下に素っ気ない態度をとってしまうから、自分は嫌われている。
  • あいつは仕事が出来ないと思われている

 

あなたは言われてもいないのに、他人の評価や考えを勝手に推測しておりませんか?
他人の考えを勝手に推測している場合は、読心という思考の癖があります。

ポジティブに考えられる場合は、あまり気にする必要はないのですが、マイナスに考えてしまう場合は要注意です。
他人の考えや評価が気になりすぎて、ミスをしたり、精神的にしんどくなったりすることもあります。

他人の評価ばかりを気にして、承認欲求を満たす行動ばかりしていると、他人に認められないといけない他人にすり寄る人生になってしまいます。

自分は何をしたいのか?この行動はいいかのという風に自分自身で自問自答をして行動していくようにしましょう。

思考の癖④完璧主義(何でも完璧にしないと気が済まない)

  • 仕事は何でも完璧する必要がある
  • 自分で完璧と思う内容でないと人に仕事を見せることができない

 

あなたは何でも完璧にこなさなければいけないと思っておりませんか?もしもなんでも完璧にこなさないといけないと思っているのであれば、完璧主義の思考の癖に陥っている可能性があります。

世の中には、完璧主義の罠もあったりします。
仕事は相手が納得してこその仕事です。
しかし自分の中で完璧に仕事を仕上げてから、上司やお客様にみてもらうと、想定と違う場合によっては一からやり直しということが発生します。

完璧主義が美徳とされておりますが、適材適所で成果を決定したり、人に相談したりする必要があります。

思考の癖⑤すべき思考(~ではなくてはならないという思考)

  • 仕事は何でも完璧する必要がある
  • 自分の仕事は完璧でなくてはならないと思い、なかなか人に仕事を見せることができない

あなたの回りにも「~すべき」「~ではなくてはならない」という言葉を使う人はおりまでしょうか?
そのような思考は「すべき思考」となります。

しなければならないと思ってしまうため、もしも自分が出来なかった時に自分自身のせいにしてしまいます。
①個別化とダブルコンボで自分を追い詰めてしまいます。

【具体例】みるみるがメンタルになった時の思考の癖

私は仕事でメンタルになったことがあり、その際には以下の5点すべての思考の癖が合わさって、更に自分を苦しめておりました。

  • 思考の癖①個別化(なんでも自分のせいだと考える)
  • 思考の癖②外部化(他人や環境のせいにする)
  • 思考の癖③読心(他人の考えを勝手に推測)
  • 思考の癖④完璧主義(何でも完璧にしないと気が済まない)
  • 思考の癖⑤すべき思考(~ではなくてはならないという思考)

 

まずはその職場はお客さんの技術スキルができ、前担当者が関係性を築いていたため、お客さんの口癖は「前担当者だったら、大丈夫だったのに…」の一点張りでした。また一緒に案件に参画していた先輩は複数案件を持っており、私の案件には週1回程度しか現地にはきておりませんでした。

そんな中、自分は全く未経験の分野だったため、覚えることに一苦労だったのですが、リーダを任されておりました。
対お客さん対応をしつつ、作業を進めなければならないという状況でした。

朝早くから夜遅くまで働いて、家に帰宅後も仕事の調査を実施しておりました。土日も含めて、仕事の調査をしておりました。

(①個別化)仕事が出来ていないのは、自分のせいだ。
(④完璧主義、⑤すべき思考)だから自分で全部しなければならないし、完璧なものが出来てから出そうと考えておりました。
(③読心)また絶対にお客さんは自分のことを仕事が出来ないやつだと思っているはずと考えたりもしました。
(②外部化)本当は先輩が対応してくれたらいいのに、こんな環境では自分は成果が出せない。

そして自分を追い込んで仕事をした結果、会社に行けなくなり、休職をしました。

休職中は時間があったので、色々と考えましたが、思考の癖を修正しないことには、今後も同じことになると思いました。
そのため、まずは思考の癖を把握することにしました。

思考の癖を把握するための、トレーニングについて

思考の癖を把握するためには、まずは知る必要があります。
そのため、自分の思考を把握するためには、私は以下の2パターンを実行しました。

  1. 自動思考キャッチシートの作成
  2. 思考と感情を殴り書く

思考の癖を把握する自動思考キャッチシートの作成

シートを準備して、以下の内容をシートに書きます。

  • 環境:自分のストレスになった原因・状況を書く「朝からPMが仕事依頼漏れで、至急やれというメールが来た。」
  • 思考やイメージ:頭に浮かぶ思考やイメージ「PMのしまったという顔と、あいつに投げたらいいやいう表情が思付く。」
  • 感情や気分:自分が感じた感情や気分。「イライラした。
  • 身体の反応:体に現れる生理現象。「頭にあたりがズシンと重くなる」
  • 行動:ストレスに対して、自分がとった行動「イライラしながら、PMにメールを送ってしまう」

参考:パレオな男 豆腐のようなメンタルを強化する「自動思考キャッチトレーニング」の基本

如何でしょうか?

会社ではたまにある状況ですが、その時の自分の感情を知ることにより、
あなたの思考の傾向を把握することができます。

思考の癖を把握するために、自分の思考・感情を殴り書く

自分の思考や感情を紙に殴り書きます。
これは、ストレス発散にもなるし、毎日続けると頭がよくなるというメリットもあります。

イラっとすることがあれば、そのことについてひたすら紙に書き出すというシンプルな方法です。
紙に書き出してみると自分の感情と思考がどのようなことを考えているのか客観的に見ることができます。

また何度か繰り返してみる傾向が見えてきたりします。
私の場合は事前にわかっていたのに、仕事を緊急で依頼されると結構ムカッとすることが多いです。

【まとめ】思考のパターンを知り、あなたの思考の癖を知りましょう。

思考には癖があります。
そのため、自分を傷つけてしまうような思考の癖を持っている場合は、ポジティブな事象が多い際には問題にはなりませんが、
ネガティブな出来事が多い際には、「自分が悪い。」「何もやってもうまくいかない。」といった自暴自棄になることもあります。

そうならないためにも、まずは思考のパターンを知りましょう。
代表的な例としては、以下のパターンがあります。

  • 思考の癖①個別化(なんでも自分のせいだと考える)
  • 思考の癖②外部化(他人や環境のせいにする)
  • 思考の癖③読心(他人の考えを勝手に推測)
  • 思考の癖④完璧主義(何でも完璧にしないと気が済まない)
  • 思考の癖⑤すべき思考(~ではなくてはならないという思考)

そしてパターンを知れば、あなた自身についての思考の癖を知るためのトレーニングをやっていきましょう。
色々な方法がありますが、私は以下の2点を実施しました。

  1. 自動思考キャッチシートの作成
  2. 思考と感情を殴り書く

思考の癖を把握し、仕事やプライベートで問題がある癖が出た際には修正し、気を付けるだけで、対人関係が解決される可能性もあります。是非とも一度試してみてください。

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