【現役11年目のインフラエンジニアが解説】インフラエンジニアの上流工程を仕事にするには？

はじめまして。
インフラエンジニア歴11年のみるみる(@milumuru)と言います。

インフラエンジニア未経験者の方が、「上流工程の仕事をしたい場合はどのような転職やフローがあるのか？」と、迷ったりはしませんでしょうか？

私自身の実際経験とIT業界に11年以上いる知識を元に、未経験からインフラエンジニアへ転職する際の会社選びについて、解説します。

インフラ　進

インフラエンジニアで上流工程をしたいのですが、未経験でも行けるのか？

みるみる

上流工程をしたいのなら、SIerがおすすめです。

みるみる

上流工程をするには、上流工程をしている会社に行く必要があります。

すぐに、上流工程をしている会社を紹介してほしい場合は、転職エージェントがオススメです。私のオススメの転職エージェントは以下となります。

【未経験からインフラエンジニアへ】おすすめの転職エージェント３選 そのようなことはありませんか？ インフラエンジニアに転職するなら、転職エージェントがおすすめです。 転職サイトと転職エージェント...

【結論】インフラエンジニアの上流工程を仕事をするには、上流工程をしている会社に行く！！

当たり前な結論になりますが、インフラエンジニアとしては、働くとしても、上流工程をしていない会社に行っても、そんな仕事がないので、上流工程をすることは出来ません。

そのため、上流工程をしたいのであれば、まずは上流工程をしている会社に転職することが第一条件となります。

筆者である私は、上流工程も下流工程も行う会社におり、上流から下流工程の両方の仕事をしている経験があります。

そんな中で、何人ものエンジニアと一緒に仕事をしてきましたが、インフラエンジニアとしては、上流工程を経験してきていない人が大半です。

理由としては、常駐先が本番稼働後の運用業務しか仕事がないところだったりするからです。

すぐにでも上流工程を実施したい場合は、エージェントに相談することをおススメします。
私がおすすめする転職エージェントは以下に記載しております。まずはあなたの市場価値を確認するために、相談だけでも乗ってもらうことをおススメします。

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【実体験】インフラエンジニアは上流工程をやるべき理由

私はインフラエンジニアとして、上流工程から下流工程まですべて、経験しております。
そんな私が思う、上流工程をやるメリットは以下と考えます。

上流工程(設計)をやれる要員は少ないため、市場価値が上がる

インフラエンジニアで上流工程の仕事をした経験があるメンバーは少数派です。
高単価(給料が高い)エンジニアであれば、上流工程を実施した経験があるエンジニアはいますが、ほとんどのエンジニアで仕事に来ているメンバーは上流工程を実施したことがありません。

そのため、上流工程の仕事経験があるだけで、市場価値が上がります。またインフラエンジニアからのステップアップとしては、上流工程を主で実施するITアーキテクトといった職種もあります。

ITアーキテクトであれば、ビジネスパーソンで、年収約一千万円といったことも夢ではありません。

インフラエンジニアの年収については、以下の記事で詳しく解説をしておりますので、年収が気になった方は参考にしてください。

【高い？低い？】インフラエンジニアの平均年収はいくら？ このようなお悩みはありませんでしょうか？ 結論としては、インフラエンジニア平均年収は以下となります。 インフラエンジニア...

インフラエンジニア設計業務は自分の裁量でスケジュールを決められる

インフラエンジニアの中には、下流工程として、運用や保守業務があります。
運用や保守業務では、顧客からの問い合わせや障害が発生したらすぐに対応する必要があります。

しかし設計業務では、ある程度のスケジュールをが決まっているため、突発的な作業が発生することが少ないです。

設計書を顧客に確認して頂き、資料の手直し等が発生する場合がありますが、その作業も予定することができます。

たまに、顧客の要望が変わりすぎて、作成した設計書が全く意味がなくなるという経験もありますが、その点も、プロジェクトマネージャーがきっちりかじ取りをしていれば、そのようなこともなくなりますが…

コミュニケーション力や文章力が鍛えられる

私自身のことなのですが、コミュニケーション力や文章力がまだまだ勉強中のところがあります。

他の人に自分の作成した設計書を見てもらうことで、なぜそうなったか？分かりにくい！！といったことを指摘して、頂けます。

そのため、自分の分かりにくい部分や技術的に不明瞭な部分をつついてくれます。人によっては、厳しい部分ですが、いいものを作っていくには、レビューという上位者に資料等をみて、チェックして頂く必要があります。

インフラエンジニアの業務とは？上流工程・下流工程とは？

上流工程とは、要件定義～詳細設計までを言います。上流工程の段階では、主に顧客に要件を確認し、それをシステム化するにはどうするかということを考えます。時にはエンジニアではなく、コンサルタントが入り、要件をまとめることもあります。

そして下流工程では、実際に確認した要件をシステムに構築を行います。例えば、OSを構築したり、NWスイッチを設定し、設定した内容をテストします。そして各テストが問題なく完了すれば、本番稼働となり、運用保守を実施します。

未経験から上流工程を行うインフラエンジニアになるには？

インフラエンジニアの上流工程を実施する必要は下流工程で、実施する
NW、サーバ、OS、MWの知識はもちろんのことながら、それ以外にも必要なスキルがあります。

インフラエンジニアが上流工程で求められるスキル

インフラエンジニアが上流工程が求められるスキルは大きく分けると以下の３つとなります。

1. マネージメントスキル
2. コミュニケーションスキル
3. ドキュメント作成スキル

１点づつ説明してきます。

インフラエンジニアの上流工程スキル：マネージメントスキル

マネージメントと言えば、案件の管理ですが、上流工程を実施する場合には、スケジュール・要員そしてお金の管理が必要となります。

プロジェクトマネージャーと呼ばれる役割の人が、基本的管理することになりますが、インフラエンジニアでは、リーダクラスの人が、プロジェクトマネージャから指示された内容をこなすために、メンバーに指示を与えて、進捗を管理することが多くあります。

インフラエンジニアの上流工程スキル：コミュニケーションスキル

上流工程では、顧客からの要件を聞き、その要件が実現できるかを検討する必要があります。そして時には、出来ないということを顧客へ伝えたりします。

また顧客の言葉を確認し、その内容を社内のメンバーと検討したりします。聞く力と話す力の両方が必要となります。

インフラエンジニアの上流工程スキル：ドキュメント作成能力

顧客からヒアリングした内容を分かりやすく、ドキュメント化する必要があります。詳細設計ではパラメータレベルの資料となりますが、要件定義書や基本設計書は言葉で分かりやすく記載します。

インフラエンジニアの上流工程以後の、キャリアパス

インフラエンジニアとして、上流工程を実施した後のキャリアパスとしては、技術者的な立場のまま、上流工程を実施するか、プロジェクトをまとめる立場になるかの２パターンとなります。

技術的な立場のまま進む場合は、インフラエンジニアのまま実施するか、ITアーキテクトになります。そしてプロジェクトをまとめる立場の人は、プロジェクトマネージャになります。

【まとめ】インフラエンジニアの上流工程するには、仕事としている会社に行く

インフラエンジニアの上流工程をするには、当たり前ではありますが、上流工程を実施している会社に行かないとできません。上流工程を実施したい場合は、SIerの会社に行くことをおススメします。

なぜなら未経験からでもスキルを磨き、評価をされれば、上流工程のフェーズの担当者として抜擢される可能性もあります。

インフラエンジニアの会社選びに迷った場合はこちらを参照ください。自社開発やSIer・SESといった説明をしております。

【現役ITエンジニアが解説】インフラエンジニア未経験者のための会社選び！！はじめまして。 インフラエンジニア歴11年のみるみる(@milumuru)と言います。 インフラエンジニア未経験者の方が、IT系...

そして今の社会人経験からあなたの希望に応じたインフラエンジニアの転職先を相談したい場合は、転職エージェントへ相談することをおススメします。

なぜならば、あなた自身で悩んだとしても、どのような会社があっているか、求人があるかは実際に聞いてみないとわかりません。

そのため、まずは転職エージェントへお聞きしてみては如何でしょうか？私も相談した転職エージェントは以下となります。

【未経験からインフラエンジニアへ】おすすめの転職エージェント３選 そのようなことはありませんか？ インフラエンジニアに転職するなら、転職エージェントがおすすめです。 転職サイトと転職エージェント...