【資格いらないは嘘!!】インフラエンジニア未経験者は資格があった方が有利。
インフラエンジニアとして、東証一部上場企業で現役のエンジニアとして働いているみるみる(ツイッター:@milumuru)です。
「エンジニアにはポートフォリオ(自身の制作物)があれば、資格なんて不要だ」という話があります。
しかしインフラエンジニアの場合は、自身の経験や実績をアピールすることが多いです。
そのため、実績が少ない未経験エンジニアの場合は資格があった方がアピールする材料が増えるため、資格を保持していた方がいいです。
資格を保持していることにより、知識や向上心もアピールすることができます。
- エンジニアになりたいが、資格が必要か?
- 資格を取ることにより、どんなメリットがあるのか知りたい。
- インフラエンジニアには、どの資格を勉強するのがおすすめか
Contents
インフラエンジニア未経験者は資格がいらないことはない!!あった方が有利
「インフラエンジニア未経験者であれば、資格はあった方がいいです。」
理由としては、以下となります。
- 未経験者は最低限の知識レベルの証明になる
- 現場に行く前に、使用スキルを網羅的に学ぶことが出来る
- やる気や向上心をアピールできる
- 資格よっては、年収アップが見込める
それぞれについて紹介します。
未経験者は最低限の知識レベルの証明になる
インフラエンジニア未経験者がいきなり転職活動をしても、全くの初心者であれば、転職したとしても、仕事が辛い!!
そのため、最低限の知識を保持しておく必要はあります。
案件により、使用する細かいスキルは異なりますが、インフラエンジニアであれば、基本的な部分はある程度、共通な知識がありますので、その内容を学ぶができます。
資格を持っていると、最低限の知識レベルの証明になります。
現場に行く前に、使用スキルを網羅的に学ぶことが出来る
エンジニアの仕事は分業が多いため、自分が担当する部分はほとんど作業しないということがあります。
そのため、他のメンバーがやった内容は知らないということがあります。
また案件によっては、使用しない機能もあるため、全体を知るという意味でも、資格試験は有用なものとなります。
やる気や向上心をアピールできる
あなたがインフラエンジニアであれば、ITスキルの勉強は分からないことが多いと思います。
未経験から資格取得をしたということを言うと、「やる気がある!!向上心がある!!」というアピールが出来ます。
履歴書に何もないよりも、OSやクラウドといったスキルを勉強したというだけで、やる気があると思われる可能があります。
またエンジニアという職業は、日々情報が新しくなるので、継続的な勉強が必要となります。そのため、向上心や継続的な勉強ができる点は評価されます。
資格よっては、年収アップが見込める
会社によりますが、資格に合格すると、月の給料に+数万円ということがあったりします。
月々の給料を1万円でも上げるのは、なかなか厳しい世の中です。
そんな中で、資格に合格するだけで、月々の給料が数万円上がるのであれば、嬉しいものです。
仮に、月々の給料に2万円増えると、年収24万円アップです。
(2万円×12か月=24万円)
24万円あれば、新しいパソコンが買えますし、旅行に行ったりすることもできます。お金が増えると選択肢が広がりますね。
残念ながら、私の会社は月々の給料にプラスされるのではなく、一時金として、出るので、
月々の給料としての恩恵は受けれませんが、それでも資格手当がでるのは嬉しいです。
インフラエンジニア資格の種類(国家資格・ベンダー資格)
それでは、具体的にインフラエンジニアになるための、おススメの資格を紹介します。
ここまでで、インフラエンジニアの資格を取るメリットを挙げてきました。
それでは具体的に何の資格を取ったらいいかという点を説明します。
まずは全体としては、資格試験には、以下の2種類あります。
- 国家資格:国が実施ししてるテストのため、転職時の評価が高い。
- ベンダー資格:メーカーが実施しているテスト。より専門性が高い。
オススメの資格は以下となります。
資格名 | ジャンル | 説明 | 資格種別 |
基本情報技術者試験 | 全般 | IT技術者登竜門。技術者として基本的な内容の試験 | 国家資格 |
AWSソリューションアーキテクト – アソシエイト | クラウド | AWSのサービス全般 | ベンダー資格 |
VMware Certified Technical Associate | 仮想化 | 仮想の大御所であるVMWARE社の入門試験 | ベンダー資格 |
LPICレベル1 | OS | ほとんどの企業で使用されるOSであるLinux試験 | ベンダー資格 |
インフラエンジニア未経験者が資格を取得する際のデメリット
資格勉強が一人だと挫折する
未経験から独学で資格勉強をする際に、大変なのは一人だと分からない単語や分からない部分を理解するのに時間がかかることです。
ITの資格勉強で最初に挫折する点は、単語が難しく頭に入らないことです。ERPやAWSといった3文字熟語が出てきます。
慣れてしまったり、知ってしまえば意味を理解できますが、最初は単語を検索しながら、勉強することになるため、挫折してしまいます。そうなってしまわないように、独学で頑張る場合は、不明な単語は調べながらでも続けるという意思が必要です。
一人では無理だが、エンジニアになる勉強をしたい場合は、エンジニアの知りあいを作り、教えてもらったり、
知り合いがいない場合は、資格スクール等に入るのもおススメです。
資格勉強では、実際に現場で使用されない内容が多い
最近、SES1年目で入ったインフラエンジニアの方に言われました。
「資格勉強で利用したことが、現場では使えないことが多いですね。」
ある意味その通りです。資格勉強では、ベンダー等の機器やサービスを網羅的に学習します。
現場で、その知識がフルに活かせるかと言われると難しいです。なぜ、資格で勉強した内容が使わない構成やスキルが使われていることが多々あります。
しかし資格を勉強することにより、基本的な知識が把握できるので、全く無駄になるわけではありません。引き出しは多い方がいいです。
インフラエンジニア未経験者からスキルを付けて、すぐに転職したい場合
あなたが、効率的にスキルを学んで、エンジニアに転職したい場合は、スクールをおススメします。
- スクールで学ぶことにより、講師から教えてもらうので、効率よくスキルアップが出来る
- 挫折しづらい
- スクール提携の転職先を斡旋してくれる
私がおすすめするスクールを以下の記事で紹介しております。
【まとめ】インフラエンジニア未経験者は資格があった方が有利。
「インフラエンジニア未経験なら、資格を取得した方がいいです。」
あなたがインフラエンジニア未経験者で、エンジニア転職を考えている場合は、資格取得をおススメします。転職にも有利になりますし、以下のメリットがあります。
- 未経験者は最低限の知識レベルの証明になる
- 現場に行く前に、使用スキルを網羅的に学ぶことが出来る
- やる気や向上心をアピールできる
- 資格よっては、年収アップが見込める
しかしインフラエンジニア未経験者がいきなり、資格勉強をしたとしても、独学で続かないといったことがあります。
そうならないために、友達やスクール等の他人の力を借りることも検討しましょう。
またインフラエンジニア未経験からのおススメの資格は以下となります。
- 国家資格:基本情報処理試験
- クラウド試験;AWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト
- OS試験:LPICレベル1
- 仮想化試験:VMware Certified Technical Associate
最初はだれもが分かりにくいことが多いです。
そのため、目標を決めて、決めた目標に対して、コツコツを実施していることが大事です。
インフラエンジニアのなり方に興味を持たれた方は、こちらの記事も参考にしてください。インフラエンジニアのなり方について、詳しく紹介しております。