未経験からインフラエンジニアになるのは、本当に難しい?
- インフラエンジニアになるのは、難しい?
- なぜつらいとか、やめとけとか言われるの?
という方も多いと思います。
具体的には、
- コミュニケーションが必要
- サーバルームに入る必要があり、体を鍛えておく必要がある
- 障害対応のため、急遽仕事をする場合がある
- 夜勤や休日出勤がある
最初は大変ですが、インフラエンジニアはやりがい・需要がある仕事です。
そのあたりを詳しく解説していきます。
Contents
インフラエンジニアは難しいが、やりがいと需要はあります!!
インフラエンジニアは難しいが、経験・技術を付けていけば、やりがいが出てくる職種です。また新しいサービス等が多数出てくる時代であり、インフラエンジニアは縁の下の力持ち的な存在なので、重宝されます。
インフラエンジニアになりたての時は
- 知らないキーワードが多数でる。
- 夜中に障害が発生すると電話がかかってくる。
- サーバルームでの作業は寒い。
- サーバ等の機器は重いため、割と力がいる。40kgのUPSを持ったりします。
っといったことがあります。
インフラエンジニアとは?
- 「インフラ+エンジニア=インフラエンジニア」
- インフラエンジニアは、ITの土台を作る技術者
インフラとは、「インフラストラクチャー」の略となり、
インフラとは、産業や生活の基盤となる社会資本。道路・鉄道・港湾・ダムや学校・病院・公園などの施設を言う。
「エンジニア」=技術者のことです。すなわちIT基盤の技術者という意味となります。
インフラエンジニアの種類
インフラエンジニアの仕事の種類としては、大きく分けると3種類あります。
- サーバエンジニア…家族でいえば、大黒柱的な存在
- ネットワークエンジニア…鉄道でいう電車と線路的な存在
- データベースエンジニア…家のお金はいくらあるか数える存在
インフラエンジニアの仕事内容
インフラエンジニアの仕事の内容は、設計・構築・保守運用となります。
- 設計…家の設計をして、設計図面を作成する
- 構築…設計図をもとに、家を建てる
- 保守運用…家の外壁にペンキを塗ったり、メンテナンスをする仕事
インフラエンジニアの仕事内容をもっと詳しく知りたい場合は、以下の記事を見てください。
インフラエンジニアの需要
IT業界の人材はますます必要となると予想されます。
理由としては、みずほ情報総合研究所が作成したデータでは、高位シナリオの場合は2030年では79万の人材が不足するというデータとなっております。
そのため、今後もITエンジニアの求人が増えていきます。将来的に求人数が少ない業界よりも、募集が増える業界に行く方が将来のためにも賢い選択と言えます。その点、IT業界を選ぶと、必要とされる人材が伸び続けているので、選択肢の一つに入れるべきです。
より詳しい内容はこちらの記事を見てください。
インフラエンジニアの難しい点
インフラエンジニアが難しいと言われる点は、以下となります。
- コミュニケーションが必要
- サーバルームに入る必要があり、体を鍛えておく必要がある
- 障害対応のため、急遽仕事をする場合がある
- 夜勤や休日出勤がある
コミュニケーションが必要
インフラエンジニアは、パソコンの前に座って、黙々と作業だけをしているわけではありません。
例えば、システムを検討する設計というフェーズでは、アプリケーションを担当するチームから要件やサーバスペックを計算するために、必要な内容を確認する必要があります。
また障害でエラーが発生した場合も、最初に連絡を受けるのが、インフラエンジニアのため、障害の内容を解析し、エスカレーションしたり、他の部隊へ報告・相談といったことをします。
そのため、読み解いたり、人に伝える能力が必要となります。
サーバルームに入る必要があり、体を鍛えておく必要がある
サーバルームは寒いです。そして椅子がなったりする場合もあり、地面で作業をすることもあります。
体力がなかったりすると、サーバルームで作業して、翌日体調不良で休んだりすることがあります。
私は設定温度が20度ぐらいのサーバルームで、空調の風が直接あたる場所で、作業をしてました。
そして2日作業をして、翌日風邪で休んだりした経験もあります。
その経験から、体を鍛えたりしたものです。
最近は、トレーニングすることが一般的ではありますが、少し前までは、そこまで運動する人が多いわけではありませんでしたから、、、
障害対応のため、急遽仕事をする場合がある
朝4時に携帯に電話があり、「障害が発生しました。至急調査お願いします。」っとオペレータの方から電話を受けることがあります。
そこから、パソコンを取り出し、サーバにアクセスし、ログを調査、対応といった具合に作業をします。社内で調査内容報告書を作成し、お客様へ報告したりと、一番モチベーションが下がる瞬間です。
そんな日は、朝4時から夜遅くまで働くこともしばしば、、、
夜勤や休日出勤がある
新しいシステムを入れ替えるタイミングは、休日や長期休暇に多いです。
またセキュリティパッチを適用したり、サーバを停止するタイミングが必要となった場合は、定時後に作業をすることが多いです。そのため、夜勤を実施することもあります。
そして長期休暇の際にも、システムを入れ替えることがあり、私は正月に本番切り替えがあった際には、休みは1/1のみで他の日は全部仕事をしていたということもありました。良かった点は深夜でも電車が動いていたから、タクシーを呼ばなくてもよかったことぐらいです、、、
インフラエンジニアは難しいが、需要とやりがいはあります!!
インフラエンジニアが難しいと言われる理由は覚える内容が多いだけではなく、色々な役割のチームとのやり取りが発生し、コミュニケーション能力が必要となります。
またサーバルームで作業をしたり、重いサーバやUPSを持ったりするため、体を鍛えておく必要があります。そしてメンタルトレーニングも割と重要です。
難しいと言われる分、やりがいもあります。システムの根幹を担う仕組みを考えたり、障害が発生した時にも、動くような構成にするといった設計をする。
また現地作業が多い場合は、出張へ行ったりもしやすいので、色々な土地に行きたい場合は、おススメです。