ITエンジニアの将来性はどうなのか?データから見る傾向を分析
- ITエンジニアを目指そうとしているが、本当に将来性あるのか?
- 将来性がある職業は何か?
そんなことで迷っておりませんか?
現役でITエンジニアとして10年間働いているみるみるが、ITエンジニアの今後の将来性を分析しているデータ等も分析しました。
とはいえ、
- 将来的にどのくらいの人材が足りないのか?
- どんなスキルを求めればいいのか?
という方も多いと思います。
ITエンジニアの人材不足は深刻な問題となる可能性があります。
最悪2030年には、ITエンジニアが約79万人の不足となるというデータもあります。
因みに79万人というのは、2019年浜松市の人口と同じぐらいとなりますw
多いですね。
余談はさておき、ITエンジニアの将来性について解説していきます。
Contents
【結論】ITエンジニアには将来性がある。
ITエンジニアの将来性はあります。
理由としては、今後もテクノロジーの進化は加速していきます。
そして現在、成功している経営者はITエンジニア出身ということもあり、経営にIT技術がなくてはならないことを表しております。
有名な経営者はMicrosoftのビルゲイツ、Amazon ジェフベゾス、日本ではホリエモンといった人もいますね。
ジェフベゾスの2019年総資産は推定1594億ドル(約17兆円)となります。
因みに日本有数企業であるソフトバンクの孫正義氏の2020年総資産は推定257億ドル(約2兆円)
ITエンジニアには将来性があるという理由5選。
ITエンジニアには将来性があるという理由を数字とみるみるの考えをもとに紹介させて頂きます。
【理由その1】ITエンジニアは2030年には79万人不足するという予想データがあり、将来性がある。
みずほ情報総合研究所が作成したデータでは、高位シナリオの場合は2030年では79万の人材が不足するというデータとなっております。※高位シナリオとは、需要の伸びが3%~9%のことを表す。
ただし、上記のグラフは生産性が0.7%づつしか向上していかないという前提のため、生産性の伸びにより、人材不足が解消されるというデータもあります。しかし生産性を向上させるには結局技術者が必要となるか、新しい技術革新が生まれると予想されます。
そのため、生産性を向上させるにも人材と技術が必要となるため、今後もスキルを持った技術者が求められるものと考えます。
【理由その2】AIやクラウドといった需要が今後も続き、将来も技術者が必要となる。
【理由その3】AIやRPAがより活用すると、将来的に単純な仕事はなくなる
スタンフォード大学オズボーン氏の論文で、今後ロボットやITの進化により、なくなる職業というものが発表されておりました。
例を挙げると、銀行の融資担当者、苦情の処理・調査担当者、事務員といった職種がありました。
代替可能なものは、定例的な作業や機械の方が正確な仕事が出来る職業に多い傾向にあります。
また同氏は機械に代替されない仕事として、挙げていることとしては、アイデアや芸術といったクリエイティブな仕事としております。そのため、人間はクリエイティブな仕事をして、簡単な仕事は機械やプログラミングといった命令を与えて、正確に実施させることが今後望まれます。
引用:THE FUTURE OF EMPLOYMENT: HOW SUSCEPTIBLE ARE JOBS TO
COMPUTERISATION?
【理由その4】ITエンジニアから更なるステップアップが可能
ITエンジニアはパソコンの前で、プログラミングだけをやっているというイメージがあるかもしれませんが、実は人とコミュニケーションをとったり、人やスケジュールを管理したりする仕事もあります。
またITエンジニアのキャリアアップとして、そのままコンサルティング会社に転職したり、ヘッドハンティングに合う人もおります。技術者として生きていきたい人は、技術を突き詰めるのもよし、技術だけではなくマネージメントをしたい人はプロジェクトマネージャになるもよし、客へコンサルしたい人はコンサルタントするもよしの色々な方向にステップアップしていきやすい職業になります。
【理由その5】ITエンジニアはリモートワーク80%。非常時には自宅等で仕事が可能。
ITエンジニアでイメージすることはパソコン一つでどこでも仕事を出来るということを想像しませんでしょうか?
正社員としても一緒で、コロナで在宅が推奨され、ITエンジニアはなんと約80%も在宅勤務をしていたというデータがあります。
会社に出社しなければ、ならないということは
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000012063.html
【具体例】ITエンジニアの将来性がある。現在でも人手不足のため、人材が必要
2020年6月現在ですが、みるみるも忙しく仕事をしており、更に上司や先輩が新しい派遣さんの面談を忙しくしております。
コロナの打撃で仕事がなくなることもあれば、リモートワーク対応といった仕事が増えたりしております。
対象に、私の妻は旅行業界で働いているため、仕事が激減しております。そのため、休業日が多く設定されており、人によっては週1勤務もいるとのことです。
やはり今後においても、ITの進化は止まらないため、就職先の一つとしては大事かと思います。
【まとめ】ITエンジニアには将来性がある。
ITエンジニアは将来性があります。
今後のIT人材が不足することやAIや様々な業種への転換が可能なITエンジニアは魅力的な職業の一つではないでしょうか?
また現在、誰でも出来る仕事をしている人は気を付けた方が良いかと思います。
単純作業や機械の方が正確にできる仕事がなくなっていく可能性が高いです。
そうならないためには、専門性があり、今後も発展する業界に身を置くのも一つの手です。