【現役11年のインフラエンジニアが紹介】インフラエンジニアは本当にホワイトか?それともブラックか?
- インフラエンジニアは本当にホワイトなのか?それともブラックでしょうか?
- インフラエンジニアはどの企業に入るのがいいのでしょうか?
こんな疑問はありませんでしょうか?
インフラエンジニアは上場企業であれば、割と「ホワイト」の確率が高いです。
理由としては、
- 上場企業だと、福利厚生やサービス残業があまりない
- インフラエンジニアは、ある程度、決まった作業が多い
しかしインフラエンジニアがブラックと言われることも多くあります。その理由としては、は以下となります。
- インフラエンジニアは夜勤があるため、勤務時間がバラバラになる
- インフラエンジニアは年末年始や盆休みに出勤必要
- 基幹システム(重要なシステム)なら、障害発生時に緊急対応が必要となる
- インフラエンジニアの作業場所であるサーバルームは寒い
本記事では、インフラエンジニアがホワイトとも、ブラックとも言われる理由を解説します。
Contents
【結論】インフラエンジニアは上場企業だと割とホワイト!!
インフラエンジニアは上場企業だと割とホワイトです。
その理由としては、近年は、特に上場企業の場合は、働き方改革以降は残業をすることが厳しくなってきております。そのため、特に上場企業の場合は、残業時間が少なくなっております。
またインフラエンジニアの仕事はアプリケーションエンジニアと比べて、サーバやMWといったことにおけるカスタマイズできる範囲がある程度決まっているため、ホワイトと言われます。
インフラエンジニアの仕事とは?
- 「インフラ+エンジニア=インフラエンジニア」
- インフラエンジニアは、ITの土台を作る技術者
インフラとは、「インフラストラクチャー」の略となり、
インフラとは、産業や生活の基盤となる社会資本。道路・鉄道・港湾・ダムや学校・病院・公園などの施設を言う。
「エンジニア」=技術者のことです。すなわちIT基盤の技術者という意味となります。
インフラエンジニアの仕事の内容は、設計・構築・保守運用となります。
- 設計…家の設計をして、設計図面を作成する
- 構築…設計図をもとに、家を建てる
- 保守運用…家の外壁にペンキを塗ったり、メンテナンスをする仕事
インフラエンジニアの仕事内容をもっと詳しく知りたい場合は、以下の記事を見てください。
インフラエンジニアにおける「ホワイト」と「ブラック」について
まずはホワイト企業の言葉の意味として、wikipediaを参照させて頂くと、以下とのことです。
つまりは、ホワイト企業とは、福利厚生が整っており、法令順守というのはここでいうと残業に対して、残業代がしっかり払われるかや36協定(残業しすぎないライン)を守っているかということとなります。
ホワイト企業(ホワイトきぎょう)とは、就職活動を行うに際して、入社後に福利厚生が整っていたり離職率が低い、各種法令や社内規則を遵守しているとして入社することが好ましいとされている企業。反意語にはブラック企業という言葉が存在しており、従業員への待遇が酷い企業という意味で使われている。
参照:ホワイト企業
インフラエンジニアはプログラマーよりも「ホワイト」である
エンジニアとしては、インフラエンジニアよりも、プログラムを書く、プログラマーの方が有名かと思います。
「ホワイト」という観点で、インフラエンジニアとプログラマーを比べると、インフラエンジニアの方がホワイトと言えます。
その理由としては、プログラムは、お客様の要望によって、仕様変更がかかると、設計からやり直す必要があり、多大な工数が発生します。
その点、インフラエンジニアの方は、サーバ台数やスペックといったことを事前に綿密に計算するため、仕様変更といったことはあまりないことが多いです。
また近年では、クラウドが出てきたため、リソースが不足していたた場合でも、簡単にリソースを追加することができるため、柔軟な対応が可能となってきました。
インフラエンジニアで、上場企業ならホワイトな可能性が高い
上場企業は福利厚生や残業代の支払いがしっかりしております。というよりも、しっかりしていないと監査等で、指摘が入ったり、企業のイメージが悪くなります。
そのため、上場企業では、待遇を守っております。逆に未上場の企業であれば、残業代が払われるずにサービス残業を強いられたり、残業しても請求できないといったことがあります。
そのため、上場企業に入ることをおススメします。
インフラエンジニアがホワイトではなく、ブラックと言われる理由
インフラエンジニアがブラックと言われる理由は以下の点がある。
- インフラエンジニアは夜勤があるため、勤務時間がバラバラになる
- インフラエンジニアは年末年始や盆休みに出勤必要
- 基幹システム(重要なシステム)なら、障害発生時に緊急対応が必要となる
- インフラエンジニアの作業場所であるサーバルームは寒い
それでは、一つづつ解説していきます。
インフラエンジニアは夜勤があるため、勤務時間がバラバラになる
インフラエンジニアの特に、運用保守の仕事を実施している方が対象となります。
運用保守では、24時間365日、システムが正常に動いているかをチェックする必要があります。
そのため、朝・昼以外にも夜中に勤務することがあります。
またシフト制の場合は
- 事故リスクが高まり
- 心臓病の危険因子となる
可能性が高くなるという研究があります。
インフラエンジニアは年末年始やゴールデンウィークに出勤必要
システムがバージョンアップや切り替えをするのは、ユーザが使用していないタイミングに実施する必要があります。
そのタイミングとして、選ばれるのは、長期休暇であるGWや盆休みそして年末年始があります。
私も年末年始でシステムの移行作業を実施して帰ったことがあります。
年末年始は夜中でも電車が動いているので、助かったものですw
インフラエンジニアは、障害発生時に緊急対応が必要となる
インフラエンジニアで、特に基幹系(企業の大事なシステム)を本番リリースした後は、大変です。
休みの間も、会社携帯を持って、電話がかかってきて、対応を連絡しなければ、ならない場合もありました。
とある日には、土曜日の朝4時に障害連絡がかかってくることもあり、華金とはいえ、おちおち金曜日にお酒を飲むこともままならないこともあり、なかなか辛い状況でした。
また保守運用へ引き継ぐまでは、自分自身が対応する必要があり、更に、プロジェクトにおけるインフラエンジニアは人数が少ないため、サーバ周りに問題があるとすぐに連絡がかかってくることもあります。
インフラエンジニアの作業場所であるサーバルームは寒い
「サーバルームは機械にやさしく、人に辛い環境!!」
サーバはサーバルームと言われる専用の部屋に置かれます。
サーバやNW機器は空調や電源設備が整った環境に設置する必要があります。
そのため、会社内にサーバルームがあったり、データセンターと呼ばれるサーバ等を設置する専用の施設に置きます。
しかしその環境は、部屋は寒く、場所によっては、机や椅子もないため、腰が痛くなったりということもしばしばあります。
だから、インフラエンジニアは体を悪くしやすいとか言われたりしますね。
分業制なので、今はラッキングだけをやる会社も出てきたりとあるので、あなたが入る会社やどの工程をやるかによって変わってきます。
インフラエンジニアでホワイトなところで働きたい場合は上場企業がおススメ
インフラエンジニアになり、ホワイトな環境で働きたい場合は、上場企業に入ることをおススメします。
また上場企業に入るだけではなく、上流工程も実施している会社に入ることがいいです。
上場企業でも保守運用だけを実施すると、夜勤や寒いサーバルームで作業をすることが多くなります。
また年収を上げるにも、上流工程を実施してる会社に行く方が年収が高いので、年収を上げたい場合も上流工程を実施している会社を選択すべきです。上流工程については、以下の記事で詳しく記載しておりますので、気になった場合は、ご覧ください。
【まとめ】インフラエンジニアは上場企業だと割と、「ホワイト」
インフラエンジニアは上場企業だと割とホワイトです。
理由としては、
- 上場企業だと、福利厚生やサービス残業がない
- インフラエンジニアは、ある程度、決まった作業が多い
またインフラエンジニアがブラックと言われる原因は以下となります。
- インフラエンジニアは夜勤があるため、勤務時間がバラバラになる
- インフラエンジニアは年末年始や盆休みに出勤必要
- 基幹システム(重要なシステム)なら、障害発生時に緊急対応が必要となる
- インフラエンジニアの作業場所であるサーバルームは寒い
インフラエンジニアの仕事に少しでも、興味を持たれた場合は、エージェントに相談することをおススメします。
今の仕事のままでは、将来不安。。。
このままでいいのか、、、
何か手に職をつけたい、、、
と思っている場合は、エージェントに相談して、自分が転職できるかという点を確認するのが良いでしょう。エージェントに相談して、あなたの市場価値を確認する。