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職場で他人に批判や悪口を言ってしまう人の解決方法

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こんばんは。ついつい職場で他人(先輩)を批判し、悪口を言ってへこんでいる山田ヨシジです。(ツイッター:@yama_yoshiyoshi )です。

早速ですが、あなたもこんなことがありませんでしたか?

  • 「あいつ(先輩)は技術のこと全く分かっていないのに、口ばっかり出してくるな。」
  • 「現地作業は何もできないのに、監督者という名目で、遠くの出張ばかり行き、職場から近い現場には全く行かない。」
  • 「あいつ(先輩)が作った資料が悪いのに、逆ギレしてくるな。」
  • 「あいつ(後輩)に事前に資料を確認し、パソコンで資料に間違いがないか一度試してくるよう言ったのに、やってこない。」

あなたが批判や悪口を言っていまう原因は職場の他人(先輩や後輩)に対して、期待をしているからです。

期待しないほうが、幸福度はUPするという研究

以下はドイツで行われた期待に対する実験があります。定年前は職への不安があったが、定年後は職への不安がなくなり、幸福度が上がっているというデータがあります。

これはドイツで行われた研究でして、過去25年間のデータを調べたところ、長いあいだ無職だった人は、定年をむかえたあとのほうが幸福度や人生の満足度がアップすることがわかったというんですな(ドイツの定年は67歳)。

仕組みは簡単で、定年前は「いつか職につけるかもしれない」って望みがあったのが、定年後はその希望が消えることでストレスから解放されるから。希望が逆に呪いになってたわけですね。

引用:パレオな男 幸福になりたい者、一切の希望を捨てよ

他人を批判するということは、期待をしている?

つまりは他人を批判するということは他人に期待しているということです。

「30年以上もシステムエンジニアとして過ごしてきた先輩ならば、〇〇までやってくれるはず。」
「新人には〇〇をやってくるように言ったら、やってくれるだろう。」

上記のような期待がありました。
しかし期待は諸刃の剣となります。

期待するがゆえに、やってくれなかった時には、反射となってショックが押し寄せてきます。

具体例

私は先輩や後輩に対して、期待していなかったといえば嘘になります。

〇山田ヨシジの前提
私は人が作った資料について、本当は間違いがあってはいけないですが、間違いがあっても仕方がないと思っております。

たとえ、現地作業で実施している内容であれ、今後のためを考えたり、作業結果に問題がなくて、手順が簡略化されるのであれば、問題がないと思っております。

事例①:【53歳の先輩が自分の作った資料に対して、間違いを指摘され、怒鳴ってきた。】

53歳といえば、2019年時点ではあと2年で定年です。
そんな大先輩は自分の作成した資料には、絶大な自信を持っており、現地で修正することはありえないと考えております。
そのため、お客様へ伝えている時間の終了間際で新人が53歳先輩の作成したマニュアルをみても手順通りに進められませんで背板。

マニュアルを確認すると、ソフトウェアが昔のバージョンのままでした。
多分どこかの案件のマニュアルを使いまわしをしたのでしょう。

現場では混乱していました。そしてマニュアルを作成した先輩すら、慌てるという始末。

山田
山田
これはバージョンが古いですね。改訂履歴をみると、2016年になってますよ。
53歳の先輩
53歳の先輩
だまれ!お前に責任がとれるのか?
山田
山田
(心の声)いやいや、それよりも早く作業を進めて、手順を修正しようよ。

私は先輩に対して、自分よりも20年以上もIT技術者として働いてきたのであれば、
技術的に指摘してくれたり、みんなが早く帰れるようにするような取り組みをするのではないのか?

事例②【新人に事前に資料を確認し、パソコンで資料に間違いがないか一度試してくるよう言ったのに、やってこない。】

事例①の先輩が資料間違って怒鳴ってきた点について、1点防げた点があります。
それは、資料が間違っていなければ、怒鳴られなかったのでは?
そう考えているかもしれません。

筆者は先輩をあまり信じていなかったのと、新人も手際の悪さも疑っておりました。
そのため、事前に新人へ伝えていたことがあります。

山田
山田
53歳先輩は口頭で指摘することが多いから、もらった資料は事前にパソコンで試しておきや。
新人
新人
わかりました。

※筆者は先輩と後輩とは違う分野を担当しているため、事前に資料を確認する責任はなし。
それも自分の逃げの口実になっている気がしますので、今後は自分でも試したほうがいいです。 (失礼しました)

〇新人Aくん前提
・1回聞いて失敗したことを、2回、3回と失敗する。
・資料読んどいてといったことも、やってこない。
・指示されたことに対して、いやいややることが多々ある。

他人を批判したり、悪口を言わないために、期待しないことができるのか?

あなたはこんなことを考えませんでしたか?

「期待しないことが大事なことは分かったが、そもそも他人を批判しないなんて出来るのか?」

期待するということは、他人が自分のために、何かをやってくれるということを望んでいる状態です。

そのため、相手から何かをやってもらうのではなく、基本的に自分が相手に何かをやってあげることを心がけることが大事です。

また以下の論文のような結果があります。

これはシカゴ大学などの研究で、2つの実験で構成されております。まずひとつめは96人の男女に毎日5ドルずつわたしたうえで、

・自分のために使う
・他人のために使う

の2グループにわけたんだそうな。「他人のために金を使う」グループがやったのは、

・カフェに置いてある寄付金ボックスにお釣りを入れる
・毎日なんらかのチャリティに金を払う

自分のために金を使ったグループは、5日間で少しずつ幸福度が低下した。
他人のために金を使ったグループは、5日間で幸福度が高い位置を保ち続けた

引用:パレオな男 「他人に与える幸福」は「他人からもらう喜び」よりも長続きのレベルがすごいんだぞ!みたいな実験

(まとめ)職場で他人に批判や悪口を言ってしまう人の解決方法

要約

批判をしないために大事なことは、

「相手から与えられるよりも、自分が与えてあげる人間になることです。」

 

職場で他人(先輩、後輩)を批判してしまう理由は、相手に対して期待をしているからです。
その期待があるから、期待している内容を実施してくれない場合に、批判をするという行動をとっているのです。

GIVEの精神をもって、相手に期待せずに、自分が相手にGIVEをしてあげることにより、
相手に期待するのではなく、自分の行動にフォーカスできます。

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